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剣道少女の憂鬱
第12章 それぞれの思惑
(ああ…こんなことをしている場合ではないのに)

小雪に対する疑惑を抱えながらも、二人の様子に聞き耳をたてるサヤの指は自分のワレメをクチュクチュと弄っていた。

「んん…ッ後田くぅんッ…」

「ここがいいの、兎野さん?」

「やぁんッ…意地悪ぅ!」

「へへへ…兎野さん今、すげぇエロい顔してるよ」

「だってぇ…ああッあッ!?」




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