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第13章 告白

転校先では受験モードのクラスメイトに馴染めないばかりか、レイプの後遺症で男子が側にいるだけで吐き気がするようになってしまい、次第に学校から足が遠退いた。

幸い両親は私が平日部屋にいても何も言わなかった。
娘に無関心なわけではなく、今思えば両親と私は別々に問題を抱え込み、家族なのに互いを気遣えずにいたのだ。

もともと三年生の登校日は残り僅かだったため休みがちでも何とか中学は卒業できた。でも、高校は体調不良もあり受験すらしなかった。