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剣道少女の憂鬱
第16章 黒い繋がり
「おい、大丈夫なのかよコレ?壊しちまったんじゃねぇだろうなぁ?」
「おお、熊谷君!お陰でずっと欲しかったオモチャが手に入ったよ〜!」
「せっかくお膳立てしてやったのに、クスリ使わなきゃ落とせねぇのか」
落ちていた薬のチューブを見つけた熊谷は、胡散臭げに拾ったそれと鹿沼を交互に眺める。
「し、仕方ないだろ?何故か初対面の時から害虫みたいに嫌われてるんだから」
秘策を咎められ、下から都を突き上げながら鹿沼はブツブツ言い訳をした。