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第19章 恥辱の連鎖

ニキビ面は煮え切らない馬面にそう言い残してさっさと歩き出す。

(何なんだよアイツ…最初はウハウハ喜んでたクセに！)

「ま、待てよ、嫌だとは言ってねぇじゃんかよ」

追いかけてきた馬面がニキビ面の肩に手をかけて引き留めた。

「じゃあ何だよ!?」

「だからさ…なんつーか、ご主人様とかじゃなくて…こう…もっと和姦ぽく、下の名前で呼んでもらうとか」

「…アホくさ！恋愛ゴッコしたいだけだろ、それ？好かれてもねーのに、虚しくねぇか？」