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剣道少女の憂鬱
第20章 狂い咲き
「クソッ!!」

サヤの強情さはよく知っている。
熊谷はサヤから手を離し、デスクの引き出しからワセリンの瓶を取り出す。

サヤの頭を押さえつけて尻を高く上げさせ、瓶からワセリンを指でたっぷり掬い取ると、控えめな後ろのすぼまりに丁寧に塗り込んでゆく。

「うぅん…ッ…あ…はぁッ」

中に捩じ込む指を二本に増やしても大した抵抗もなく受け入れる菊穴に、熊谷は更に疑惑を深めた。



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