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剣道少女の憂鬱
第21章 一夜明け…
「…でさ、…なわけ」

「やっべ、俺勃ってきた」

「それだけじゃないぜ?…とか…だったり」

「え、じゃあ…で、…は?…マジか!!」

「っと、おい、チャイム鳴ってね?」

「あ!!」

バタバタと足音をたてて彼らは出ていった。


(…そうか、あの時に壊されたままだったな…)

静かになったトイレで、サヤは針金を手にした馬面のドヤ顔を思い出す。




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