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ビターチョコレート
第5章 愛しさと背徳の背中合わせ。
アユと待ち合わせをして、
お茶をする。
アユはコーヒーが好きでお酒などは苦手だ。
小柄な感じで、歳は私と同じ年の38歳。
普段は宅急便などを配るパートをしている。
駅近くの落ち着いた雰囲気の喫茶店で、
ランチを兼ねた。
「マリちゃんおひさ」
明るい笑顔のアユ。
「おひさ、アユちゃん」
チャットで知り合った友達だから、
歳と大体の住んでいる場所、家族構成、彼氏くらいしか、
お互い知らない。
でも、そんな間柄だからこそ、
安心出来てしまうのが不思議。
私はナポリタンのセット。
アユはピラフセットを頼む。
向かい合わせに座り笑顔になる。
「マリちゃん、会いたかったよ。
レンとは上手くいってる?」
「うんうん。
この間デートした」
「アユちゃんはヒロとはどう?」
「夕方から会うよ。
だから、マリちゃんアリバイお願い」
「OKだよ」
お茶をする。
アユはコーヒーが好きでお酒などは苦手だ。
小柄な感じで、歳は私と同じ年の38歳。
普段は宅急便などを配るパートをしている。
駅近くの落ち着いた雰囲気の喫茶店で、
ランチを兼ねた。
「マリちゃんおひさ」
明るい笑顔のアユ。
「おひさ、アユちゃん」
チャットで知り合った友達だから、
歳と大体の住んでいる場所、家族構成、彼氏くらいしか、
お互い知らない。
でも、そんな間柄だからこそ、
安心出来てしまうのが不思議。
私はナポリタンのセット。
アユはピラフセットを頼む。
向かい合わせに座り笑顔になる。
「マリちゃん、会いたかったよ。
レンとは上手くいってる?」
「うんうん。
この間デートした」
「アユちゃんはヒロとはどう?」
「夕方から会うよ。
だから、マリちゃんアリバイお願い」
「OKだよ」