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ビターチョコレート
第4章 ビターチョコレート

クリスマスも年明けも、
私達は会えない。
普通の恋人じゃないのだから、
初詣も今年の抱負も必要なかった。
新年会などが終わり、
レンが落ち着いた頃、
会えた。
「久しぶりマリ」
「久しぶりレン」
余りにも寒いから、真っ直ぐホテル向かう。
落ち着いた空間に着く。
コートを脱いで、
ソファーに並んで座る。
レンが紙袋の中から、
ラッピングされた
プレゼントの包みを私に渡す。
「どうしたの?」
「クリスマスプレゼントのお礼」
「いいのに」
「よくないよ。
気に入ってくれるかな?」
包みを開けると、
紅茶のフレバーのセットだった。
「有難う」
「どう致しまして」
レンは珈琲を余り好まない。
どちらかというと、紅茶派だった。
私はレンの前でよく珈琲を好んで飲んでいた。
私達は会えない。
普通の恋人じゃないのだから、
初詣も今年の抱負も必要なかった。
新年会などが終わり、
レンが落ち着いた頃、
会えた。
「久しぶりマリ」
「久しぶりレン」
余りにも寒いから、真っ直ぐホテル向かう。
落ち着いた空間に着く。
コートを脱いで、
ソファーに並んで座る。
レンが紙袋の中から、
ラッピングされた
プレゼントの包みを私に渡す。
「どうしたの?」
「クリスマスプレゼントのお礼」
「いいのに」
「よくないよ。
気に入ってくれるかな?」
包みを開けると、
紅茶のフレバーのセットだった。
「有難う」
「どう致しまして」
レンは珈琲を余り好まない。
どちらかというと、紅茶派だった。
私はレンの前でよく珈琲を好んで飲んでいた。

