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愛すバー
第9章 完熟バナナ愛すバー
「光代ちゃん…」




消灯過ぎに、ドアを静かにあけ義純さんが入ってきた。




「起きてるかい?」




「はいはい、起きてますよ」




義純さんはニンマリ顔で、ベッドの端に腰掛けた。




「なかなか眠れなくてねえ」




ポツリと義純さんが零した。


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