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愛すバー
第6章 アズキ愛すバー
「よし解いてもう一回だ。今度は説明なしの本番だ。いいか、緊縛は美しい女体をより美しく妖艶に見せる芸術だ。こっちを信頼して身を預けているんだからうっ血させないよう心して縛れ」
「はいっ」
淳治は私の縄を丁寧に解いて浴衣を肩にかけてくれた。
「悪かったな疲れてるところ」
「いえ、大丈夫...」
淳治の伸介さんに言った言葉がなんだか胸に響いてドキリとした。
同時に疑って申し訳なかったと、伸介さんの縛りを真剣に見ている淳治の横顔を見つめた。