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最初に出逢った日のように~一片丹心・300年の恋~
第3章 恋しくて~宿命の二人~
「判った、判ったよ。ジュンスの女には今後、一切手を出さないから。そんな怖い顔するなよ。普段怒らないヤツを怒らせたら、怖ぇな」
彼は鼻白んだ様子で言い、顎をしゃくった。
「さっさと連れて帰れよ。そんなぐでんぐてんに酔っぱらって店にいられちゃ迷惑だ。それに、そんなに大切な女なら、こんな店に連れてくんな」
ジュンスがきついまなざしを豪史にくれた。
「誰がこんなになるまで酔わせたんだ!」