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最初に出逢った日のように~一片丹心・300年の恋~
第4章 何度でも、あなたに恋をする
だからこそ、私たちはあの頃、時を惜しむかのように夜中、身体を重ねた。もしかしたら、私も彼も哀しい別離の瞬間が刻一刻と迫りつつあることを、どこかで察知していたのだろうか。
―こんなに好きになるだなんて、あなたに出逢ったときは想像もしなかった。私があなたを大好きなことを、あなたは知っている? きっと、あなたが考えている以上に、私はあなたを愛しているわ、ユン。私だけのあなた。
私は彼に抱かれて頂点に達しながら、愛しい男の腕の中でこの上なく幸福だった。
―こんなに好きになるだなんて、あなたに出逢ったときは想像もしなかった。私があなたを大好きなことを、あなたは知っている? きっと、あなたが考えている以上に、私はあなたを愛しているわ、ユン。私だけのあなた。
私は彼に抱かれて頂点に達しながら、愛しい男の腕の中でこの上なく幸福だった。