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最初に出逢った日のように~一片丹心・300年の恋~
第1章 運命は巡る
「君も俺をやっぱり気違いだ、狂っているとそんな風に思うのか? 初めて俺たちが出逢った日のように、俺にあの明るく眩しい笑顔を見せてはくれないのか?」
 彼は小さく首を振り、桜草の鉢をそっと壊れ物を扱うかのように抱えた。あたかも、その鉢植えの花が彼の最愛の女性ででもあるかのように。
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