この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
最初に出逢った日のように~一片丹心・300年の恋~
第2章 過去世の記憶
「彼は何歳なの?」
「お店のホームページのスタッフ紹介では二十三歳になってるわ。十八歳で韓国の高校を卒業してから日本に来たの。二十歳までは働いて学資を貯めて、それから日本語学校に三年間通って今年、H大に入学したの。何でも実家は韓国でも有名な資産家で、元を正せば朝鮮王朝の王室の末裔の血を引くとか。御曹司なのに、日本に来てから実家の援助は一切受けてないって聞いたわよ。新大久保で催されたのかしら、三年前には韓流イケメンコンテストにも出て入賞したのよ」
「お店のホームページのスタッフ紹介では二十三歳になってるわ。十八歳で韓国の高校を卒業してから日本に来たの。二十歳までは働いて学資を貯めて、それから日本語学校に三年間通って今年、H大に入学したの。何でも実家は韓国でも有名な資産家で、元を正せば朝鮮王朝の王室の末裔の血を引くとか。御曹司なのに、日本に来てから実家の援助は一切受けてないって聞いたわよ。新大久保で催されたのかしら、三年前には韓流イケメンコンテストにも出て入賞したのよ」