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最初に出逢った日のように~一片丹心・300年の恋~
第2章 過去世の記憶
「じゃ、私はこれで失礼するわ。ジュンス君、この子、私の親友でファヨンっていうの。よろしくね」
 と、何故か自分で名乗るより先に美絵がファヨンの紹介をしてしまった。
「ちょっ、美絵、困るわ」
 言いかけても、美絵はウインクして〝頑張ってね〟と囁き出ていってしまった。
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