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甘く、深く、繋がって
第6章 夢の国
駐車場に車を止める斎藤さんの運転はやっぱり神業だった。
スイーッと前に出て、迷いなくハンドルを切りながらバックする。嘘みたいにぴったり枠にハマって終了。
……格好良い。
そんな事を思い返していると突然目の前にウワサのシンメトリー。避けなくちゃなんて考えが浮かぶ間もなくチュッとチュルッと唇と舌とを奪われて、顔が沸騰した。
ひやぁあん!
こ、腰にキタ……ョ。
「せっかく一緒にいるのに、何考えてるの?」
いつの間にか腰に回された腕に囲まれて、逃げ場のない私。
一緒にアトラクションに並ぶ人達の視線が刺さる、ような気がする……
こ、子どももいるし、少し離してもらえないかなぁ、なんて。言えない雰囲気。
「あ、の……斎藤さん駐車場に車停めるの上手だなぁって……」
上目遣いで正直に応えると、斎藤さんがパチパチと瞬きをした。首を傾げて
「そう?」
不思議そうに聞き返してくる。
「慣れだと思うけど……」
そう言った目がふっと緩んだ。艶っぽい流し目にドキッとする。キュッと腰を引き寄せられて身体の接する部分が熱を持つ。
スイーッと前に出て、迷いなくハンドルを切りながらバックする。嘘みたいにぴったり枠にハマって終了。
……格好良い。
そんな事を思い返していると突然目の前にウワサのシンメトリー。避けなくちゃなんて考えが浮かぶ間もなくチュッとチュルッと唇と舌とを奪われて、顔が沸騰した。
ひやぁあん!
こ、腰にキタ……ョ。
「せっかく一緒にいるのに、何考えてるの?」
いつの間にか腰に回された腕に囲まれて、逃げ場のない私。
一緒にアトラクションに並ぶ人達の視線が刺さる、ような気がする……
こ、子どももいるし、少し離してもらえないかなぁ、なんて。言えない雰囲気。
「あ、の……斎藤さん駐車場に車停めるの上手だなぁって……」
上目遣いで正直に応えると、斎藤さんがパチパチと瞬きをした。首を傾げて
「そう?」
不思議そうに聞き返してくる。
「慣れだと思うけど……」
そう言った目がふっと緩んだ。艶っぽい流し目にドキッとする。キュッと腰を引き寄せられて身体の接する部分が熱を持つ。