この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘く、深く、繋がって
第6章 夢の国
駐車場に車を止める斎藤さんの運転はやっぱり神業だった。
スイーッと前に出て、迷いなくハンドルを切りながらバックする。嘘みたいにぴったり枠にハマって終了。

……格好良い。

そんな事を思い返していると突然目の前にウワサのシンメトリー。避けなくちゃなんて考えが浮かぶ間もなくチュッとチュルッと唇と舌とを奪われて、顔が沸騰した。

ひやぁあん!
こ、腰にキタ……ョ。

「せっかく一緒にいるのに、何考えてるの?」
いつの間にか腰に回された腕に囲まれて、逃げ場のない私。
一緒にアトラクションに並ぶ人達の視線が刺さる、ような気がする……

こ、子どももいるし、少し離してもらえないかなぁ、なんて。言えない雰囲気。

「あ、の……斎藤さん駐車場に車停めるの上手だなぁって……」
上目遣いで正直に応えると、斎藤さんがパチパチと瞬きをした。首を傾げて
「そう?」
不思議そうに聞き返してくる。
「慣れだと思うけど……」
そう言った目がふっと緩んだ。艶っぽい流し目にドキッとする。キュッと腰を引き寄せられて身体の接する部分が熱を持つ。
/813ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ