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甘く、深く、繋がって
第27章 微睡みの中へ
甘い喘ぎと纏いつく柔らかな襞、震える身体。
大切に抱きたいと思うのに、自ら淫らに揺れて誘う細い肢体に、奥へと引き込む熱い粘膜に欲を刺激される。

深く入り込んで奥の入り口を揺さぶると真純のナカは悦んで痙攣する。意識して逸らさなければそのまま達してしまいそうなぐらい気持ちが良い。
あまり深いと痛がるかと思ったが、真純は悲鳴に近い喘ぎをあげてもっとと強請る。それはつまり、最奥で感じるようになるまで、真純を抱いた男がいるという事。それが誰かは明らかで……

ほんの数時間前まで満たされていたのに……
久々に湧いた怒りと嫉妬。
三ヶ月もの間真純の心と身体を蹂躙し続けたに留まらず、決して消えないその余韻。幸い真純はそこまで気付いていない。……いや、意識の底に押し込めてるだけか。
今、真純が見てるのは俺だけ。分かっているのに抑えきれなくて。
真純が思い出さないよう、記憶を上塗りすべく名前を呼ばせた。それに合わせて真純の最奥を貫いて。

俺の名を呼べば奥が震える程、快感とリンクすれば良い。
今、真純を抱いてるのは誰か……目を開けて、ちゃんと俺を見て?

「たく、まぁ!」
啼き過ぎて掠れた声にゾクゾクする。

もっと俺を呼んで、感じてよ
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