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甘く、深く、繋がって
第33章 溶け合う身体(後)
「はぁ、んっ……ぁあっ」
襲いくる快感に飲み込まれてく。せめてもの抗いに拓真さんの背中に爪を立てたけど。止まらない責めに、イカされ続けた身体がそう堪えられる訳もなく。
「んんっ!やっ、ぁん!たく、まぁあ!」
願い空しく、私は白く飛ばされてしまった。

拓真さんの指を深く咥え込んだまま、まだヒクヒクと痙攣してる。
「はぁっ、ん……」
上がる吐息は拓真さんのキスに奪われて。ゆっくりと身体が解けていった。

指がヌルリと抜けていく感覚に
「ふぁ、ぁ」
小刻みに震え、感じてしまう。
じっと私を見ていた拓真さんがふふっと笑う。
「真純の今の顔、好き」

今の、顔?

「抜いて欲しくないって顔してる」
「っ!」
一気に顔が熱くなった。
「そっ、そんな事思ってません」
「……そう?」
クスリと笑って
「あっ!」
また触れてくる。
「ビチョビチョ」
「んん!やっ、まって」
ピタピタと音を立てて柔く叩き、時々ツプリと指先を埋める。既に蜜に塗(まみ)れた秘芽を掌底を擦りつける様にして潰されて。
「ふっ、あっあん、あぁ」
達したばかりの身体はいつもにも増して感じやすくて。簡単に熱くなる。
ビクビクと跳ねる身体。また、蜜が溢れ出した。
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