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第13章 …13

体育館の倉庫といえば
AVでえっちなシチュエーションの定番だが
まさか、自分がそういった状況になるなんて
さくらは生まれてから1度も思わなかった。

「っ。あっ…ぅ…ぅン…」

マットの耳に手首を入れて固定され
広げた脚を上半身側に持ち上げられる。
樹の手はさくらの胸をしっかりと揉み
指先でたまに紅潮する頂きを摘まんでは
反応を楽しんでいた。

「あっ…はぁ…ン」
「さくら、なんてエロい顔してるの」
「ゃっ…」

言われれば恥ずかしさが増し
頂きはさらに感度をあげる。
樹がぺろ、と舐めれば
お腹がびくんとする。

「体育倉庫でこんな格好…。
誰かに見られたらまずいね」
「ぁう…っ。あ、や…ぁ…」
「すごい恥ずかしい格好してるって分かってる？
ひっくり返されて…丸見えで胸を揉まれる気分はどう？」

言葉が見当たらなかった。
樹はさくらの胸を揉むのをいったん止め
スカートをめくり上げると
黒のストッキングを引きずり下ろした。

また脚を持ち上げると
腿の内側を撫で回す。
その手が胸に伸び
ニヤリと笑った顔がさくらのショーツ越しの秘部に近づく。

「もう濡れてるよ…この格好なら、見えるんじゃない？」
「やだぁ…」

樹は口を開けると
秘部にぴったり蓋をするように口で塞ぐ。

「あっ…ぅ…」

頂きを摘みながら
樹はさくらの秘部に息を吹きかける。

「やっあ…ぁっ、やだ、やめて…ぅ…」

樹は微笑みながら口を離し
さくらのショーツを脱がせた。
たらんと、蜜が垂れるのが分かった。
ショーツを近くに置くと
今度はショーツ越しではなく
直に口で塞いで息をかける。

「ひゃ…っああっ…」

ほんの気持ち、歯を立てたあと
濡れて溢れるそこを
わざと音を響かせて舐めた。

「あんまり嫌がると
マットの耳が取れちゃうよ？」

樹の刺激にいちいち反応して動く手は
マットの耳に押さえられて動きにくそうにしていた。
割れ目をいたぶったり
かと思えば蕾を愛おしそうに舐めたり。
樹の愛撫にさくらはすでに何も考えられない。

そのうち中に指が2本挿れられた。

「あ…ぁっ、だめ、だめっせんぱぃ…！」

体育倉庫ということもあってか
指を少し動かしただけでさくらは絶頂した。

「イく時は、なんて言うの？」

ビクビクと腰を震わせるさくらの中を
樹がさらにかき回す。