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第13章 …13

「お仕置きしてほしいなんて
変態だね、さくら。
してあげるよ、いっぱい。
ほら、自分でお仕置きのこれ、挿れてみなよ」

欲しいんだろ、と樹はさくらを自分の上に誘導する。
さくらはすでにだるくて動けない身体を持ち上げる。

「自分で挿れられるよね？」

そう、もっと脚を開いて。
樹の手と声に導かれながら
さくらは樹のそれを握ると
恐る恐る自分の中に挿れる。

「あっ…っ…」

隆起したそれはやはり
今までのどの彼氏のよりも大きい。

「…っん…ぁ…」
「そう、もっと脚開いて、見せて。そう。上手」

樹の手が伸びてきて
さくらの指と絡まる。

「そのまま、体重をかけてみて」

樹がさくらに入り込む、
ずぶ、という音が体内から聞こえる。
入り込んでくるという感覚。
抑えられない疼きが体内を駆け抜けた。

「ぁ…っ…」
「いいよ、そのまま挿れな」

少し前かがみになりながら
さくらは樹を全て飲み込んだ。
気持ちよさで、全く動けない。
立てていた膝を倒すように指示され
樹がさくらの太ももを撫でた。

「お仕置きされる気分はどう？」

樹が下から
一回だけ突く。

「あっ…」

さくらはそれ以上は何も言えず
苦しげに息を吐いた。

「その顔は、お仕置きになってないな」

樹は絡めていた手を解き
さくらの腰に回した。

「こうしないと、ダメかな？」
「あっ…いや、やだ…あ！や…っ！」

腰を持たれて
強制的に前後に動かされる。
樹はがっちり入ったまま
みっちりさくらの中を刺激する。

手前側、お腹側に当たると
全身に雷が走るような快感が駆け抜ける。
悩ましく喘ぐ声が
イきそうなことを告げると
樹は動くのをやめた。

「…自分で動いて。ほら」

さくらは息も絶え絶えになりながら
急かされて腰を前後に動かす。

「あっ…ぅ…ぁん…あっはっぁ…」

気持ちいい所がこすれて
たまらない気持ちになる。

「イ…っ、イっちゃいそうです…」
「まだ、だめ」

膝を立てるように指示が出され
さくらは樹を咥え込んだまま、上で脚を広げる。

「はいってるの、丸見え。
さくらのここ、すごい濡れてるのがよく見えるよ」
「やだ…」

恥ずかしさのあまり脚を閉じようとすれば
尻をぱん、と叩かれた。