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第13章 …13

かわいい、さくら。
そんな声が聞こえた瞬間。

かち、と小さい音がする。

「い……っ！や、やだ…ああっ！」

ゔーという振動音。
それとともに、中で動き始めるそれ。
さくらは驚きと、急に襲いかかってくる快感に悶絶した。

「いやぁ…あ、いや、だめ、抜いて下さいっ…あっ！」

しばらくさくらがイきそうになるまで攻めると
スイッチを切った。
そしてまた入れる。
切っては入れてを数回繰り返すと
イけない苦しさと快楽とで
さくらの顔がますますえろさを増した。

樹はスイッチを切ったまま
目隠しをとってバイブを抜き差しする。

「はぅ…や、ゃ、っあン…あっ…あっ…いゃぁ。あ…ぅっんんっ。あ。あっぅ…」
「さくら、腰が動いてるよ？
しかもびちょびちょ。エロい顔…。
どうされたい？」

樹の意地悪な目と視線が合う。
動く手は止まらず、さらにはスイッチまで入れる。

「あっ…はぁ。はぁ…ンっ…ん。ぁっ…っ…んぁ、ふ。や、や。はぁ…や、だ…イっちゃ…あ、はっ…」
「イっちゃうの？
じゃあお願いしないとだめだね」

樹はスイッチを切り
動きを止める。

「ぁっ…イ、かせて…先輩…お願い…イかせて下さい…」
「変態だね。オモチャでイかせてあげる。
だから、脚を開いて、もっとよく見えるようにして」

おずおずとさくらは脚を広げる。
恐ろしくいじらしいその動きと表情に
樹の欲情が一気に増す。

「いい子だ」

そして樹は手に持ったバイブをさくらの中に
ずぼずぼと抜き差しをし、
気持ちがいい所を集中的に
オモチャの先端で突いた。

「やっ…！あぁっ…イっちゃう…イくっ…んっっあ、はっ。あっ…」

しばらく腰をくねらせて
イった余韻に浸るさくらにキスをすると
今度はスイッチをオンにした。

「や、やだやだ…ああっ…先輩、やめ、っあっ…ん！」

ぐ、と押しつけると
肉芽用の部分での刺激もさらに加わり
さくらは絶頂した。

「さくら、何回イくか、試すか？」
「やだぁ…」

いやとは言いながらも
先ほどとは比べものにならないほど
濡らして垂らしている。

樹はキスをしながら攻め
さくらは何回イったか
わからなくなるまでイかされ続けた。