この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
五十嵐さくらの憂鬱。
第14章 …14
「ほら。気持ちいいかどうか言いなよ。
ちゃんと言わないと分かんないだろ」

樹の手はバイブを強引に押し付け攻めるのに
口づけはとろけるように甘い。

「き…もちぃ…です…あっ、やめ…」
「気持ちいいのにやめてほしいの?」
「イっちゃ…ぅ…」
「イかせてほしい?」

バイブの電源を切って樹は焦らす。

「あっ…ぅ…」
「イかせてほしいなら、お願いしないとだろ」

またもや電源を入れてなじられれば
さくらはすぐにでもイきそうになる。

「やぁっ…イっちゃう…イ、かせて下さぃ…」
「お願いしますは?」

バイブを抜かれて目の前にかざされる。
ぬるぬるに光るそれが
電子音を響かせて卑猥に動いていた。

「…お願いします…」
「いい子だ」

バイブを咥え込むと
樹が気持ちのいい所に当ててくる。
イきそうになった所でそれを抜かれ
朦朧とした所に
バイブではない、もっと熱いものが差し込まれる。

「あっ。」
「さくら、熱い…」

ピストンをされると声が漏れる。
樹に口を塞がれて、舌を絡める。
ちゅ、ちゅ、と唇から音が聞こえ
下からはもっと卑猥な音が響く。

「ぅ…っん…ぁ。や…ぁっ、ああっ…」
「静かにしないと
他の人にばれちゃうよ?」

そんなことを言われた時
チャイムが鳴ってざわざわした空気が伝わってくる。

「あ…やだ…人がきちゃ…あっ」
「全然、嫌そうじゃない顔で言うなよ」

樹はスピードを緩めつつも
さくらの気持ちいい所を
ぐいぐいと押し付けてくるようにしたため
さくらの鳴き声は止まらないし、止まれない。

片手で口元を押さえてもなお
声が、熱い吐息が漏れる。
樹が優しく塞いでは離れ、を繰り返す。

「先輩…好き……」

ぽろっと漏れたさくらの言葉に
樹は胸が熱くなった。

「うん。俺も」

ざわざわと世間は騒がしい。
2人は断絶された個室という2人だけの世界で
絡まり合って触れ合った。

「あれ? 誰か使ってるのかな?」

そんな声が外から聞こえて
取っ手がガタガタ揺れる。
あせるさくらをよそに、
樹はピストンを早める。

「あっ…せんぱ…ぃゃ…ばれちゃっ、あっ…」
「さくらが静かにしてればばれない」

乳首を強くつままれて
さくらは下唇を噛んだ。

「ず、るい…よぅ…」

樹はさくらの弱い所を攻める。
そのうちに外のざわめきは消え
2人はまた2人の世界を堪能した。
/249ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ