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リリスの双子 ―悪魔が見た男女の記録―
第4章 図書館の女
そして、ついに。

重い木の扉に手のひらを這わせ、クレアは外に出た。

闇に沈む広場に、生まれたままの白い裸体が浮き上がる。

この季節は日が暮れるととたんに肌寒くなる。
でも、歯が震えているのはそのせいだけではない。

足の裏にざらざらとした石畳の感触。
あまりの頼りなさに涙が滲み出てきた。

広場には日が暮れた後も人通りがある。

カンテラを片手に足早に歩いていた男が、ぎょっとして立ち止まった。
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