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第6章 修道女

彼は俯せになっているルイーズの腰を抱え上げ、膝を立たせる。
衣は腰の当たりにまで捲れ上がっている。
下着に手がかかり、そのままずり落とされた。

「いやぁ！」

誰にも見せたことのない場所に視線を感じて、ルイーズの目から涙がこぼれた。

「まだ何もしてないのに濡れてる」

知らない。
なぜそんな場所が濡れるのかもわからない。

男女の知識に疎いルイーズはひたすら怯えるしかなかった。
悪魔の赤い目に催淫作用があることなど、当然ながら気付くこともない。