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第2章 母と息子

熱い。

うねる内部がしっかりとアルベリオを包み込み、更なる奥地へと引きずり込んでいく。

「あ、あ、あ！　すごい、わ……！」

背を仰け反らせながら、リュイは最後まで体内に収めていく。

そして動かなくなった。
室内には二人の浅い呼吸音だけが響いている。

ついに、ひとつになってしまった。

相手は母親なのに。

乱れた金髪に、豊かな胸を揺らしながら、リュイは恍惚の表情でこちらを見下ろしている。