この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
リリスの双子 ―悪魔が見た男女の記録―
第3章 二十人殺し
広場に出てくると、夕食の仕度の匂いがした。
空は茜色に燃え上がっている。
絶望の始まりを告げる色だ。

目の前を狩りの帰りらしき男が兎をぶらさげて歩いていた。
この男も逞しい体つきをしている。

「おや、薬売りさん? こんな時間にいるなんて珍しいね」

男は気さくに声をかけてくる。

「へぇ? この顔に見覚えあるんだ?」

ミュカは次の標的を決めた。
にっこり笑うと、狩人はぼうっとなって荷物をその場に落っことした。
/280ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ