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片想いの行方
第14章 夏祭り
「ごめんお待たせ~!」
その時、遅れていた2人の声が聞こえてきた。
アンナが振り返る。
「おっそい!!
まったく何してたのよ……って浴衣じゃん」
「えへへ♡せっかくだしね」
遅れて来たクラスメートの2人は、鮮やかなお揃いの浴衣姿で登場した。
「わぁ~、かわいい!」
あたしも見惚れて思わず声を出す。
「でしょ。 美和も着てくればよかったのに~」
「なによ、その着付けで遅くなったんなら一言電話してくれりゃ良かったのに」
アンナが文句を言うと、2人は後ろを指さした。
「それもあるんだけど。
ほら、途中で会ったから合流したんだよね」
その指さす先に……
「よっ!女子軍ども。元気してたか~?」
クラスの男子が4、5人ゾロゾロと歩いて来る。
……その1番後から
ヒメの姿が見えた。
その時、遅れていた2人の声が聞こえてきた。
アンナが振り返る。
「おっそい!!
まったく何してたのよ……って浴衣じゃん」
「えへへ♡せっかくだしね」
遅れて来たクラスメートの2人は、鮮やかなお揃いの浴衣姿で登場した。
「わぁ~、かわいい!」
あたしも見惚れて思わず声を出す。
「でしょ。 美和も着てくればよかったのに~」
「なによ、その着付けで遅くなったんなら一言電話してくれりゃ良かったのに」
アンナが文句を言うと、2人は後ろを指さした。
「それもあるんだけど。
ほら、途中で会ったから合流したんだよね」
その指さす先に……
「よっ!女子軍ども。元気してたか~?」
クラスの男子が4、5人ゾロゾロと歩いて来る。
……その1番後から
ヒメの姿が見えた。