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片想いの行方
第23章 月灯り、我を忘れて…
「………!」


その時

急に、蓮くんの腕の力が強くなった。

あたしの腰は、ぐっと手繰り寄せられて

触れていただけの唇に、蓮くんの舌が絡む。


「……ん……っ」


………!!

その強さで、あたしはやっと我に返った。

……あ、あたし……思わず蓮くんに……

な、なんてことを……!!


それに………

い、いま一体何が起きてるの……?


「……ん…あっ……」


深いキスをして、あたしを抱きしめたまま

蓮くんはあたしの体をプールの壁に押しつけた。

終わらないキスの雨で、蓮くんの表情は全く見えない。


蓮くんの細くて長い指が、あたしの胸に触れる。

稲妻が走ったみたいに、ゾクッとした感覚が全身を貫く。

蓮くんの手は少しだけ乱暴に動いて、水面が大きく波打っていた。


「……あっ…んん……っ」


自然に声が漏れてしまう。

どうしよう

どうしよう……!

今の状況を考えようとしても、快感の波があとからあとから押し寄せてきて

頭の中が真っ白……

背中をプールサイドに付けて、蓮くんはあたしを浮かべるように持ち上げてるから

激しいキスを受け入れる体が、水中でフワフワと揺れる。


「…………っ」


……全身が甘く溶けていく……


……気持ちいいよ……
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