この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
片想いの行方
第39章 片想いの行方
「何しに来たんだよ。
ほんっと大学生って暇だな」
相当痛いらしく、ヒメは頭を押さえながら姉貴を睨む。
「あら♡可愛い弟の最後の制服姿を見に来て、何か文句ある?」
ヒメの姉貴はそう言った後、ふっと笑った。
「と言いたいところだけど。
本当は付き添いで来ただけよ」
「付き添い?」
ヒメの姉貴が後ろに振り向くと
「…………!」
校門のすぐ後ろに隠れていた、優香が顔を出した。
「どうしても、一言2人に謝罪をしたいって」
「………!」
「ずっと言ってたから早く行けっつってんのに、意味不明なプライドが邪魔するらしくてさ~。
今日が最後のチャンスだから、この優しい私が一緒に来てあげたのよ。
ね? 優香」
優香が無言で近付いてくると
ヒメも立ちあがった。
ほんっと大学生って暇だな」
相当痛いらしく、ヒメは頭を押さえながら姉貴を睨む。
「あら♡可愛い弟の最後の制服姿を見に来て、何か文句ある?」
ヒメの姉貴はそう言った後、ふっと笑った。
「と言いたいところだけど。
本当は付き添いで来ただけよ」
「付き添い?」
ヒメの姉貴が後ろに振り向くと
「…………!」
校門のすぐ後ろに隠れていた、優香が顔を出した。
「どうしても、一言2人に謝罪をしたいって」
「………!」
「ずっと言ってたから早く行けっつってんのに、意味不明なプライドが邪魔するらしくてさ~。
今日が最後のチャンスだから、この優しい私が一緒に来てあげたのよ。
ね? 優香」
優香が無言で近付いてくると
ヒメも立ちあがった。