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片想いの行方
第6章 ドキドキする理由
「へー! ヒメってお姉さんいるんだ!
いくついくつ?」
「……ハタチ。 大学2年」
ということはあたし達の3つ年上だ!
お姉さんの友達ってことは、優香さんもきっと同い年だよね?
3つしか違わないのに、あんなに大人っぽくなるんだなぁ。
「幼なじみだから、優香って呼び捨てにしてるの?」
「…………」
「てか、さっき優香さんヒメと全然逢ってないって言ってたよね?
近くなのに、なんで……」
すると、突然ヒメがあたしの顔を右手で掴んだ。
「……!! ひょ、ひょっと……!」
ほっぺを挟まれて、言葉が変になる。
「お前、人のこと探ってる場合じゃねーだろ」
「~~~~!」
「俺の話はもういいから、金曜の課外授業に集中しろよ。
そこで蓮と何かしら進展しなければ、俺はその時点で協力するのをやめる」
いくついくつ?」
「……ハタチ。 大学2年」
ということはあたし達の3つ年上だ!
お姉さんの友達ってことは、優香さんもきっと同い年だよね?
3つしか違わないのに、あんなに大人っぽくなるんだなぁ。
「幼なじみだから、優香って呼び捨てにしてるの?」
「…………」
「てか、さっき優香さんヒメと全然逢ってないって言ってたよね?
近くなのに、なんで……」
すると、突然ヒメがあたしの顔を右手で掴んだ。
「……!! ひょ、ひょっと……!」
ほっぺを挟まれて、言葉が変になる。
「お前、人のこと探ってる場合じゃねーだろ」
「~~~~!」
「俺の話はもういいから、金曜の課外授業に集中しろよ。
そこで蓮と何かしら進展しなければ、俺はその時点で協力するのをやめる」