この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
片想いの行方
第64章 片想いの結末

「じゃあなんだよ」


背中に手を回してホックを外したヒメが、溜息をついた。


「……蓮くんが現地に着くまではしない」


私の小さい声に、ヒメの手が止まる。


「……意味不明」

「……だって、蓮くんまだフライト中だもん」

「だから?」

「なんとなく!
蓮くんが無事に到着するまでは、ヒメとはしない!」


……ヒメが言った通り、自分で言ってて意味不明……

だけど、数時間前に蓮くんとサヨナラしたばかりだから

ありえないくらい心臓がバクバクしてしまって、この状況に耐えられなくて……

そんな防御線を張ってしまった。


「あいつどこまで行ってんだっけ」


ヒメが不機嫌そうな顔をして、低い声を出す。


「……ニューヨーク」

「もう着いてるよ。心配するな」

「まだだよっ!」

「燃料切れでハワイ辺りで不時着したんだよ。
ニュースでやってた」

「……そんなわけないで……
………っ!!///」


……言い返そうとした瞬間

ヒメの指が、私の中心をぐっと押した。

/798ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ