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片想いの行方
第10章 協力する理由
「…………」


蓮くんの言葉が、繰り返し耳の奥で響いてる。

……彼女……?

……ペアのネックレス……?

頭の中が真っ白で、何も考えられない。

さっきまでの幸せな気持ちは、一瞬で吹っ飛んでしまった。


「……蓮くん、彼女がいるの……?」


あたしは、なるべく冷静に、慌てずに聞いたつもりだった。

だけどその意思とは裏腹に、声が震えてしまう。


「……あぁ。
知ってるのはヒメくらいだよ」

「………!」

「香月、ヒメから何も聞いてない?」


ま、まって蓮くん。

驚愕な言葉の連続で、理解が追いつかない。

蓮くんに、彼女がいるってだけでも衝撃的なのに

……ヒメは知ってたの……?


「……ここ最近
香月といる時のヒメは、本来のヒメに戻ったような表情をしてたから」

「…………!」

「気になってたんだ。
……あいつの心から楽しんでる笑顔、久しぶりに見たから」


声が出ないあたしに、蓮くんはゆっくりと話してくれているけど……

……どーいうこと?

ヒメはあたしといない時も、笑ってる。

沢山の友達に囲まれて、いつも笑顔だよ?

蓮くんの言葉の意味が分からない。


「……ヒメの事が、気になっているの?
蓮くんとヒメって……」


振り絞るようにそう聞くと、蓮くんは星空を見た。

そして……


「……俺が、ヒメから彼女を奪った。
今の彼女は、ヒメの元カノなんだ」
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