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異常性愛
第4章 過去と妄想と現実
スネ下まみれの足首に、黒い紳士モノの靴下を履いたサエキの姿が、私の脳裏に飛び込んだ。
ワイシャツの背中に汗をにじませ野良犬のように喉を鳴らし、晶子を羽交い絞めに犯している。
それは社内の会議室のような場所で、ブラインド越しの夕日が、細長く規則的な影をサエキの背中に落としていた。
『こいつ!
会社でケツからハメられやがって!
このメス豚!』
『いやぁぁぁっ!』
そう叫ぶも晶子は巨根を求めて尻を突き出し、私の罵倒に無上の快感を感受していた。
もしかすると晶子もサエキやユウジを、心の中に再現させているのかもしれない。
私の怒りは爆発した。