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異常性愛
第31章 羽化
『そのまま・・・
それがいい・・・』
より奥に差し入れるように優子は私の腰に足を巻きつかせ、性器を私に押し付ける。
『ディー・・・
ずっとこうしてたい・・・。』
安心できたのか、膣に¨私¨を収めた優子は睫毛を伏せた。
『ディーがあたしのこと
好きなのが解るよ・・・』
『ああ、すごく、好きだ。』
『あたしだけ・・・
あたしのにしたい・・・』
『お前だけのものになりたいよ。』
『なってよ・・・。』
『なれないんだ。』
『何で・・・。』
『なれない。』
『何で・・。』
『ダメだ。』
『なんでよっ!』
我慢していた本心を晒し、優子は私の頬を叩いた。
バチンッと音が響き、耳鳴りがした。
加減なく頬を叩かれることで、私の肩の荷が下りていくような気がした。