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第13章 塊

腕が震えるほど力を込めてチェアを引き寄せ、腰を押し出す。
腰の推進力は涼子の子宮をめがけ、腕力のベクトルは子宮から私の股間に向かう。
二方向から結合部を強烈に圧迫すると、男たちを威嚇していた生意気な涼子は大声で喘いだ。

『んあぁぁっ！あぁっ！』

眼球の丸みが解るほど目を開き、涼子は叫ぶ。
私は顔を伏せ、無心で腰を振った。
涼子という肉塊に空いた穴を突き固めるように、性器を往復させた。

『ふんっ！ふんっ！ふんっ！・・・』

腰の往復にあわせて涼子の息が漏れる。
私は持ち前の体力をフルに使い、行為を続けた。

しばらく打ち続けると、私に巻きつく四肢の力が抜け始めた。
白眼し、失神寸前に陥る涼子の頬を張った。

パンッ！と頬が鳴る。

涼子は居眠りから覚めたように顔を振り、瞳を定点に戻すと正気に返った。