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異常性愛
第3章 暴食
   
その夜、例の物を枕の下に隠し、床についた。

風呂上りの晶子はドレッサーに向かい、乳液をハタいている。
摘みたてのセロリのようなうなじが、既に私の色情を燻(くすぶ)らせている。

ポンポンとマットレスを叩き『早くおいで』と急(せ)かすと、晶子は私を見返して優しく微笑み、手早く化粧瓶を片付けた。
ドレッサーのランプを消して立ち上がり、キャミソールの肩紐を直しながらファッションモデルのような仕草で腰に手を当て、『どう?』といたずらな目つきを私にくれる。

『俺好きなんだよね、それ。
 アキはスタイルいいからねぇ。』

膝丈のレギンスパンツは私の好みだ。
張りの良い尻にピッタリ張り付くパンツは、下腹部から大腿部に至る女性特有の丸みを強調する。

晶子の下肢は、少し外付きで骨盤に繋がっていて、股の間に逆三角形の隙間をつくる。
その底辺に盛り上がる女性器の存在感。
それが私をそそる。


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