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異常性愛
第19章 変わらないもの
作者のマーチンです。
突然すみません。
異常性愛 第十九章 -変わらないもの- いかがでしたでしょうか。
本章を書くに当たり、本当に悩みました。
当時の記憶が蘇り、動揺し前に進めなくなりました。
お恥ずかしいことですが、泣きながら何度も書き直しました。
私の独り言のような作品に耳を傾けてくださる、寛大な読者の皆様に甘え、泣かせて頂いたような気がしています。
古い歌ですが 花*花 の あ~よかった という私の大好きな歌があります。
この歌は当時の私にピタリと嵌り、ずいぶん助けられました。
歌詞の内容はこんな感じです。
初めて出会ってから、あなたから沢山の幸せを貰った。
私には気付かないようなものもあった。
辛いこともあったけど、あなたと同じ景色を一緒に見てきた。
楽なことばかりじゃなかったけど、あなたがいて
あぁよかった・・・。
と、大事な人を想い、安堵し感謝する唄でした。
二番にこんな一節があります。
『もしも倒れかけたら、私のそばで泣いてもいいよ・・・。』
第十九章 変わらないもの を私はそんな気持ちで書かせて頂きました。
もしかすると、私や主人公の大輔と同じような境遇の方が居られるかもしれません。
そんな方たちが¨うつむいて倒れかけた¨とき、応援することができないだろうか。
そんな思いもこの章に込めました。
どうか皆様のお心に届きますよう祈っております。
マーチン