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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第18章 ディープ
その日は学校の図書館の解放日だった。
私は登校することにした。
近所の図書館でも用は足りるんだけど、学校に行けば周くんに会える。
グラウンドでは運動部の人たちが練習している。
校舎のどこかからブラスバンド部や合唱部の音楽が聞こえてきたし、演劇部も発生練習をしていた。
夏休みでも学校って賑やかだ。
周くんに連絡すると、『用事が終わったら生徒会室に来て』とのことだった。
用事なんてすぐ終わるよ。
だって、本当の目的は周くんだもん。