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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第18章 ディープ
周くんは廊下に出てくると、うんざりした顔をした。

「あー、中も暑いけど外も暑い……生徒会室もクーラーつけてくんないかな……」

「出てきちゃって大丈夫ですか?」

「うん、ちょうど休憩したかったから。自販機行こ」

一階の廊下は比較的涼しい。

私はペットボトルのお茶を飲んでいる周くんの喉仏を眺めていた。
汗をかいて濡れている。
暑いせいか、シャツのボタンもいつもより開いているような気がした。
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