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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第23章 二学期
「何、言ってんの?」
声が低くなる。
俺、疲れてるな。
忙しいし、奈緒姫にも会えないし、いつもより沸点が低くなってる。
「だって高倉、今までずっと彼女つくってこなかったから、私も言わないでおこうって思ってた。それなのに、急にあんな子と付き合いだしちゃうし。別に、本命でなくてもいいんだよ? 高倉と付き合えるなら、私は遊びでもいい」
俺は脱力した。
「あのさ……」
俺のことを好きだって言ってくれるのはありがたい。
でも、奈緒姫のことを「あんな子」っていうのはどうなの?
しかも、俺、二股するような奴に見えるわけ?
声が低くなる。
俺、疲れてるな。
忙しいし、奈緒姫にも会えないし、いつもより沸点が低くなってる。
「だって高倉、今までずっと彼女つくってこなかったから、私も言わないでおこうって思ってた。それなのに、急にあんな子と付き合いだしちゃうし。別に、本命でなくてもいいんだよ? 高倉と付き合えるなら、私は遊びでもいい」
俺は脱力した。
「あのさ……」
俺のことを好きだって言ってくれるのはありがたい。
でも、奈緒姫のことを「あんな子」っていうのはどうなの?
しかも、俺、二股するような奴に見えるわけ?