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第27章 部屋で

委ねられてる感じが、すごい、そそられるかも。

両腕を伸ばして胸の膨らみをつかむ。
ああ、ホント柔らかいな。

今度は下着の上からでも乳首の場所がわかった。
爪先でカリカリと引っ掻いてみる。

枕の横に置かれている奈緒姫の手が、ぎゅうっと握りしめられた。
やっぱり、ここが気持ち良いのかな。

「下着、取っていい？」

奈緒姫はこくんと頷いて、背筋をぐっとしならせた。
布団との間に隙間が開いて、俺は手を潜り込ませる。
ちょっと時間がかかったけど、今日はちゃんと外せた。