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第5章 お買い物

どうしてみんな恋愛話が大好きなんだろう。

さっきの奈緒姫だってそうだ。

あれはびっくりした。
適当に誤魔化して帰ってきてしまったけれど。

「なによぉ、私が何のために毎日頑張って働いてると思ってるわけぇ？」

「はいはい。いつもお仕事ご苦労さまです。って、母さん！　夕飯あるなら言ってよ！」

テーブルの上にはピザが鎮座している。
買ってきてしまったお弁当はどうするんだ。