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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第28章 ひとつ
次のチャンスは、すぐにやってきた。

周くんと帰る約束の日。
下駄箱の前で待っていた周くんは、妙にそわそわしていた。

「あのさ、今日、うちに来る?」

私はびっくりして振り向いた。

周くんの目が泳いでいる。

「母さん、仕事でいないし。もちろん、お兄さんたちがいいって言ったらだけど」

私も赤くなる。

それって、つまり、そーゆー意味でいいんだよね?
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