この作品は18歳未満閲覧禁止です
ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第31章 二回目
「ふーん?」
口がにやけるのを感じながら、俺は両手の指を動かした。
奈緒姫の肩ごしに見下ろす。
俺の指で転がされて、好き勝手に形を変えられていく突起。
こうやっていじめられるのが好きなんだ?
爪を立てたい衝動にかられたけれど、噛んだ時痛がっていたのを思い出して止めた。
時々無性にいじわるしたくなる。
でも怯えさせたいわけじゃない。
奈緒姫の体から力が抜けていく。
後ろにいる俺にぐったりと体重をあずけて、熱い呼吸を繰り返している。