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第36章 お墓参り

カズ兄は社会人になってからもフットサルとか草野球によく行く。
おかげで現役高校生にも体力では負けていない。

「もう限界か、周」

「ま、まだやります！」

周くんも根性あるなぁ。

やがて受付で申請した時間がやってきた。

二人ともへとへとになっている。
冬なのに汗だくだ。
周くんが頑張ったせいか、途中からカズ兄も本気だった。

私がペットボトルを差し入れると、二人とも喉を鳴らして飲み干した。