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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第37章 クリスマス
楽しそうだなぁ。
いいなぁ、兄妹が多いと。

俺の家に着いて、奈緒姫が手を振った。

「またね、周くん。今度ゆっくり会おうね」

「うん、今日はありがとう」

太基さんも軽く手を上げて、車は去っていった。

リビングで包みを開けると、中にはチキンとピラフとポテトサラダが入っていた。
ケーキには小さなサンタクロースが乗っている。

思わず顔がほころんだ。

一人だと寂しいので適当にテレビを流しつつ、夕食を摂ることにする。
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