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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第39章 父親
忠臣さんがガバッと頭を下げた。
「ごめんね、周くん。今回のことは、俺が悪かった。本当に反省してます」
「……いいよ、別に。俺が誰にも相談しないで、勝手に前園さんについてったのが悪かったから。会うつもりはなかったって言われたのは、ショックだったけど……」
「忠臣、そんなこと言ったの?」
母親に睨み付けられて、忠臣さんが慌てる。
「違うよ、あれは言葉のアヤっていうか。俺は歌子から連絡が会ったら、いつでも会う気はあったよ!」