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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第2章 再会
背も大きくなっている。
ランドセル時代の記憶しかない私には、周くんがひどく大人びて見えた。
「お久しぶりです、皆さん」
周くんは礼儀正しく挨拶をした。
あわあわする私を尻目に、お兄ちゃんたちは「でかくなったなー」とか「懐かしー」とか言っている。
「えっとね、周くんのお母さん、弁護士でしょ? 父さんと母さんが亡くなったときに、いろいろ相談に乗ってくれたんだよ」
アヤ兄はニコニコしながら周くんの肩を叩いた。
そうだったんだ。
全然知らなかった。
ランドセル時代の記憶しかない私には、周くんがひどく大人びて見えた。
「お久しぶりです、皆さん」
周くんは礼儀正しく挨拶をした。
あわあわする私を尻目に、お兄ちゃんたちは「でかくなったなー」とか「懐かしー」とか言っている。
「えっとね、周くんのお母さん、弁護士でしょ? 父さんと母さんが亡くなったときに、いろいろ相談に乗ってくれたんだよ」
アヤ兄はニコニコしながら周くんの肩を叩いた。
そうだったんだ。
全然知らなかった。