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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第42章 エピローグ
私は周くんとコテージのバルコニーで話をしていた。
ここからだとお兄ちゃんたちの姿がよく見える。

アヤ兄が歌子さんにプロポーズして半年。
お兄ちゃんたちは周くんのことを私の彼氏というより、自分たちの弟みたいに扱うようになった。
お正月もお花見も一緒に行ったし、このコテージも私たち兄妹と周くんで一緒に貸しきっている。

周くんは三年生になって受験勉強真っ最中だ。
帰国したらすぐに模試があるらしい。
生徒会が代替わりして仕事が無くなったとはいえ、忙しいことに変わりはない。

周くんと会うのは久しぶりで、その意味でも私はこの日を楽しみにしていた。
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