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第10章 気持ちの整理

「瑠晴…ぇ…っは。」

「感じて…俺だけ。」

ーくちゅ…ちゅくっー

優瑠。可愛い。こんなに顔を赤く染めて。俺がこんな顔にしているのか…。
せう考えただけでも優越感にひたれる。


「ここ…すごいな…？」

「瑠晴の触り方がっ…あっ！」

「俺の触り方が何だよ？」

「私の…気持ちいいところを…んんっ！」

「優瑠がして欲しいこと…お見通しだよ。
　ずっと…俺の側にいて欲しかったんだ…けど…。」

俺の言葉を聞くと優瑠は顔をしかめる。
何故だ？気持ちいいときの表情とは違う。

大きく腫れ上がった蕾に指が吸い付く。

「っあぁ！…ふ…んん！！」

「ここで…イキたい？」

彼女は、首を縦にふる。

「ちゃんと言って。優瑠の口から聞きたい。」

今後もう聞けないかもしれない。
あらゆる言葉を彼女の口から聞きたい。

「気持ちよく…して…ほしいの…。」

ーちゅっー

優しく口づける。
今後どうなろうとも、今の俺は幸せだった。

「ん…よく言えたな。優瑠…。」